 |
夏の別荘地動植物シリーズ続き。この夏はずいぶん撮影しました。長くなったのでページを替えます。これまた別荘地の湿原跡に多いオオバギボウシ |
 |
オオバギボウシは，マツムシソウのような微妙な違いではなくはっきりとした色の違いがある。この花は目立って白い |
 |
シロバナとアオバナが近くで並んで咲いている |
 |
オオハンゴウソウは北米からの帰化植物だ |
 |
別荘地の道ばたにオオハンゴンソウの大規模な群落がある。在来の植物を一掃したようだ |
 |
別荘地の池には多くのトンボが集まる。これはオオルリボシヤンマ |
 |
オオルリボシヤンマは動きが非常に速く，しかも不規則に飛ぶので撮影が困難 |
 |
数うちゃ当たる方式で撮影したうちのカット。オオルリボシヤンマの正面をかろうじて捉えた |
 |
オトシブミは木の葉を丸める姿が一般的だが，今日は花のうえにいた |
 |
今年（2005年）の夏は非常に暑かったので，撮影中ピーターとマロンは川につかって涼んでいた |
 |
八ヶ岳の夏の花の代表格，シモツケソウ |
 |
トンボ池の脇にスジボソヤマキチョウがいた |
 |
オオルリボシヤンマと一緒に池にいたタカネトンボ。このトンボは姿も目立たず，幽霊のようにふわふわと飛ぶので一段と撮影しにくい |
 |
タラノキ。春先はタラの芽採りの人が大勢やってくる。夏はこんな花が咲いている |
 |
６月下旬から８月中旬まで描けて今年撮影した写真の最後はヤマハギ |
 |
暑かった夏がそろそろ終わりを迎え，秋の気配が漂ってきた。これはヤマハゼか？ |
 |
いつの間にかすっかり秋の空。八ヶ岳農業実践大学校から下界（茅野市）を見ると雲海があった |
 |
実践大学校の上空にサシバが舞っていた。そろそろ渡りの季節だろうか |
 |
サシバのピッキーという鳴き声が山にこだましていた |
 |
八ヶ岳に冬の訪れ |
 |
2006年5月，まだ桜の季節だが，歩くと暑い |
 |
ビロードツリアブ。針のような形の長い口が特徴 |
 |
ヒガラが踊り場で歌とダンスでメスを誘っていた |
 |
カナディアンファームの裏庭で大きな声でさえずる鳥がいた。クロツグミらしい |
 |
レストラン カナディアンファームで食事をしていると，庭の木にリスがいた。木になりすましているのでお客は皆気がつかない |
 |
声はすれども姿は見えず。ウグイスがあちこちでさえずっている。すぐ近くで声が聞こえるのに全くと言っていいほど姿は見えない |
 |
別荘地の道路を歩く怪しげな甲虫。どうやらアオゾウムシの様だ |
 |
別荘地近くの森ではアオゲラが私に気づき，木になりすましている |
 |
森の下生えにはザトウムシが多く，ここでは3タイプが見られる。宮崎駿作品の千と千尋の神隠しに釜爺として登場し，ブレイクして今やメジャーのキャラクターとなった。表情と言い，動きと言い，釜爺にそっくりだ。クモに似ているが，クモではなく，むしろダニに近いらし |
 |
ザトウムシの2番目のタイプ。足は少し短く，1番目よりいかめしい。このタイプはあまり釜爺っぽくない |
 |
3番目のタイプ。こいつは全く動かない。足も一番短く，クモっぽいスタイルだ |
 |
ノコンギクの上で求愛するキチョウのペア |
 |
赤岳の麓でミソサザイがダンス |
 |
赤岳山荘と赤岳鉱泉の中間地点にある河原にカモシカ出現。この地点はカモシカが多い。このカモシカも登山道のすぐ脇にいたが，人の気配を感じるとピタッと固まってしまうので，登山者は誰もカモシカに気づかない |
 |
毒草のヤマトリカブトを吸密するハナアブ。読破大丈夫？ |
 |
赤岳山荘付近はアサギマダラが多い |
 |
ぶったまげるほど巨大なアリが出現。しかもコバルトブルー。図鑑によると，マルクビツチハンミョウという甲虫の仲間らしい |
 |
春の八ヶ岳。山頂はまだ冬真っ盛り |
 |
夏は多くの人でにぎわう原村の農場も，春先は人も少ない。ツグミも牧草地でくつろいでいる |
 |
夏の農場は人も犬も多いが，この時期はどちらも少ない。無人の熱気球飛行場をピーターとマロンで独占 |
 |
普段，マンションの一室でじっとしているうっぷんを一気に晴らす |
 |
農場の上空にはオオタカが舞う |
 |
自然文化園の林の定番住人ゴジュウカラ |
 |
八ヶ岳自然文化園から八ヶ岳を望む |
 |
3月というのに自然文化園は未だに雪が多い |
 |
山頂はもっと雪が多そう |
 |
久々にゴールデンウィークに赤岳登山を敢行。やっぱり人が多い。しかし，あちこちで小鳥のさえずりが聞こえる。カラ類に混じり，ルリビタキが登場 |
 |
ルリビタキの雄はとってもおしゃれ |
 |
一転してルリビタキの雌はとてもシック |
 |
ルリビタキより柄の大きいウソ。なんとなく桜文鳥に似ている |
 |
どういうわけか，ウソは人が近づいても全く逃げようとしない。写真を撮ってくださいと言わんばかりだ |
 |
ミソサザイが巣の材料をせっせと川縁の巣に運んでいた。そろそろ産卵の季節か |
 |
赤岳山草の上にあるこの看板に注意。この先から赤岳鉱泉までの間が，アサギマダラなどの蝶やルリビタキなどの鳥類，そしてニホンカモシカなどのほ乳類が多く出現するポイント。注意しながら登ると必ず何かに出会う。多くの人はさっさと登ってしまうので，貴重な動植物に出会うことが出来ない。ここはゆっくりと周囲を楽しみながら登りましょう |
 |
というわけで，今回もいました。それも登山道の脇に！ ニホンカモシカが堂々と木の若芽を食べています。登山者が通るたびにピタッと動きを止め，岩になりすましています。驚いたことに，脇を通る登山者は誰もカモシカに気がつかないのです |
 |
何人目かの登山者が下山してきたとき，クマよけの鈴が鳴りました |
 |
驚いたカモシカは登山道を横切って逃げ出しました！ |
 |
まさに，音の主の前を横切る形です。しかも，口にはしっかりと食事中の木の枝を咥えたまま |
 |
カモシカも驚いたでしょうが，もっと驚いたのは当の登山者の型で，びっくりした～イノシシかと思った，と言われました。本当にイノシシでなく良かったです |
 |
カモシカは登山道を横切って |
 |
藪の中へ |
 |
驚いたことに，カモシカは藪の入り口に身を潜め，さっきの若芽をまだ食べています。ここのカモシカは完全に人慣れしていますね |
 |
ヤマゲラも姿のよく似たアオゲラ同様，木に化けているので，すぐ近くにいてもなかなか気がつかない |
