 |
多摩川の上流，東京都青梅市にある吉野の梅郷は文字通り梅の里。見頃は３月頃だが，年によって前後にずれる。このあたりはかなり気温が低いので東京と比べ開花時期が相当遅く，桜の見頃の始まりと梅の見頃の時期の末期が重なることもある。多摩川の上流吉野で梅，ちょっと下って羽村の堰で桜が同時に見られる場合もあるのでうれしい |
 |
梅郷の民家の間の通りを歩きながら民家の庭や家と家の間にある梅を見て歩く。梅の時期は夜店や売店が多く出店する。また，山の一角が一面の梅となっており，樹齢は若いが日当たりがいい。「きもの博物館」「吉川英治記念館」などもある。また，ここには東京の銘酒「澤ノ井」の醸造元がある |
 |
東京都羽村市にある玉川上水羽村堰。堰の下流は夏になるとビーチパラソルが並び海水浴，ではなく川水浴？や釣り人でにぎわう。犬にとっても格好の川遊びの場。ラブラドル，ゴールデン，フラットコーテッドなどのレトリバーが集う |
 |
羽村の堰から四谷まで掘を巡らしたのが玉川上水。現在でも所どことで名所となっている。玉川上水の中には魚も多く，それを狙って鳥も集まる |
 |
玉川上水の羽村取水堰付近。玉川上水の両岸に桜の木が並ぶ |
 |
玉川上水に沿って歩道が延びており，梅祭りの時期はここに夜店が並ぶ。ライトアップした夜桜もなかなかいいが人が多いのが玉にきず。早朝と雨の日は人が少ないので花見には最適，写真写りも以外と良い |
 |
多摩川には浅く緩やかな流れの側流が多く，カワセミやサギの餌場だ |
 |
多摩川周辺の草地は小鳥たちの格好の隠れ家。犬の散歩コースでもある |
 |
多摩川周辺のビルや鉄塔付近を中心に１年中見られる |
 |
オスがメスに空中で獲物をプレゼント？ |
 |
多摩川にはマガモやカルガモが多い |
 |
カルガモ。カルガモはよくビル街で繁殖してニュースになる |
 |
ホオジロガモはカモにしては体が沈み気味 |
 |
カイツブリのように潜水して小魚を捕る |
 |
カワセミは多摩川上流で１年中見られる。平日で人出が少なければほぼ毎日観察が可能。問題は人出の多さ。このカットはEOS-D60とサンニッパの組み合わせ。ピントで迷うこと多いD60だがさすがにサンニッパだと迷わない。しかし，この重さには閉口する。犬連れの身には辛い |
 |
飛翔のスピードが速く撮影しにくい。これは置きピン撮影 |
 |
伏流水が一部地上に顔を出しているところに小魚がいる。カワセミには絶好の漁場 |
 |
多摩川の中州でシメとツーショット。しかし，しっかり下の魚を狙っている |
 |
必殺のダイブ連射。ピントを合わす余裕など全くない |
 |
帰り際にたまたまピントが合った。残念ながら今回は空振り。こんなに歩留まりの悪い撮影はデジカメならではのもの。銀鉛写真ではフィルム代がとてももたない |
 |
見晴らしよい枝の上から再度獲物を狙う |
 |
今度は漁に成功。でも，すこし獲物が大きすぎない？ |
 |
多摩川上流で秋から春にかけて見られる |
 |
いつもカラスに追われるが，時には身を翻して反撃 |
 |
空中でホバリングしながら地上の獲物を狙う。でも，近くにハヤブサがいるのですこし気になる様子 |
 |
ノスリとの距離はすこし離れているので空中戦は無事回避。邪魔者のカラスもいないので狩りに専念 |
 |
カワウも多摩川上流で１年中見られるが，冬場は数が多い |
 |
1996年の早春には上空が真っ黒になるほどの大群が見られた |
 |
イソヒヨドリは名の通り海辺に多いが，多摩川上流にも出現する。普通のヒヨドリより美しい |
 |
シジュウカラは山間部に多いが，タマガワにも現れる |
 |
セキレイ類の中ではセグロセキレイが最も普通にみられる |
 |
飛翔する姿は白が目立つ |
 |
コゲラはキツツキ類の中では普通にみられる。アカゲラやアオゲラなどは山間部でたまに見かける珍しい鳥であるのと対照的だ |
 |
しかし，ちょこまかとせわしなく動き回るのと背景に野性味がないためなかなかいい絵が撮れない。レリーズの瞬間に飛び立ってしまった |
 |
モズはスズメと言うより小さなタカと言ったところ。自分と大差ない大きさのスズメを捕らえたところを見たことがある |
 |
見晴らしの良い木の先端でよくさえずる |
 |
ルリイトトンボは小柄ながらも美しい姿で一段と目を引く |
 |
目の前にコゲラがいたので撮影しようと思ったら今度も飛び立ってしまった |
 |
多摩川の川岸にはクワガタやカブトムシが多く，子どもたちが早朝に採集にくる |
 |
カブトムシの木の前の川はピーターの遊び場所 |
 |
多摩川ではシメは冬場によく見られる。邪魔者もいないし，ここらで水浴びしようかな |
 |
う～，つめたい，つめたい |
 |
カワセミがいつも漁場にしている水たまりで長いこと水浴びしていた |
 |
あ～ さっぱりした |
 |
青梅市市街の遥か上空を北（埼玉方面）から多摩川を越えて南（神奈川方面）に向かい，真っ黒な二羽の巨鳥が一直線に高速で飛び去った。この辺りで普通に見かけるトビと比べ，二回り以上大きい。翼の先端下側はやや白い。大きさや色はイヌワシに該当するのだが？ |
 |
しかし，飛型はイヌワシと少し違うような気もする。いずれにしてもこんなものが多摩川に出現するという話は聞かないが，奥多摩では目撃例があるらしい。350mmレンズで撮影したが，あまりにも距離が離れすぎて米粒程度にしか写らなかった |
 |
川べりの植物にアブラムシの大群が |
 |
アブラムシの群れに天敵テントウムシの幼虫が迫る。OLYMPUS OM4，ZUIKO80mmF4の描写はリアルだ |
 |
羽村市の玉川上水取水堰付近にある水上公園の近くに大賀ハスなど，数種類のハスの群落がある。８月初旬には観蓮会が催される |
 |
観蓮会に訪れたコワイお客。思わず手が震えピンぼけ |
 |
多摩川付近で初秋に捕獲された全長74mmのヒラタクワガタ。オオクワガタかと思うほどだ。メジャーにしがみついて丸まってしまい，なかなか体を伸ばしてくれない。 |
 |
無理に押しつけると反っくり返る。これって，輸入ペットが野生化したものですかね～。このあたりではカブトムシ，ミヤマクワガタ，ノコギリクワガタ，コクワガタ，ヒラタクワガタ，オオクワガタなどが捕獲されるがどれも小型。手を入れている山は落ち葉を完全に取り除いてしまい，土に栄養がない。手を入れていない山は逆に下草に笹が生え，腐葉土層が出来ず，これまた土が痩せている。こんな大物が育つ環境ではないはずだが？ |
 |
冬場の羽村堰でよく見かけるオオバン。バンと違っておでこの赤い部分が白い。人の姿を見かけるとあわてて水中へ |
 |
泳ぎながら水中に潜っては水草を食べている |
 |
これ，なんだか分かりますか？ 地面のコケです。ZUIKO80mmF4等倍マクロで撮影しました。このレンズの描写は恐ろしくシャープです |
 |
同じコケをZUIKO38mmF2.8で拡大撮影しました。このレンズもなかなかシャープな描写をします |
 |
ZUIKO20mmF2.8で拡大撮影。地面のコケもまるで別物。拡大マクロ撮影は別世界の探検物語です。このレンズは38mmと比べて少し描写が甘いですが，これだけの拡大ですから文句は言えません |
 |
毎年新年そうそう河原で”どんど焼き”が行われる。数年前，ダイオキシン排出問題で１度だけ中止されたが，さすがにそんなバカな伝統行事の中止騒動は１回で収まり，その後も続けられている |
